動物園におけるアライグマ

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動物を見る少女

食べ物を「洗う」ような特徴的しぐさと、愛らしいその風貌から大人気のアライグマ。

そのいっぽうで野生化した彼らがもたらす被害は年々増加し、大きな問題ともなっています。

今や一般人がペットとして飼育することすら禁止されたアライグマを、唯一問題なく観賞できるのは、動物園だけになりました。

ここではアライグマのいる日本の動物園を紹介していこうと思います。

アライグマのいる日本の動物園

札幌市円山動物園

まずは北海道、札幌円山動物園をご紹介しましょう。

かつて上野動物園の移動動物園として札幌開催が行われ、それを起源として本格的な動物園として発足しました。

現在では同じ北海道の旭山動物園に入場者数で抜かれてしまいましたが、自然繁殖が難しいとされているホッキョクグマの繁殖に成功したことでも注目を集めています。

アライグマについては2009年6月に保護を受けた、チャン(メス)1頭を飼育しています。

また、レッサーパンダやタヌキも飼育されており、これらと比較も楽しめるかもしれません。

旭川市旭山動物園

北海道旭川市にある旭山動物園は、日本の動物園のなかでもっとも北に位置しています。

動物の自然な生態をみられるよう「行動展示」と呼ばれる手法を取っていることでも話題になりました。

2003年には、それまで入場者数において北海道の動物園のトップに君臨していた円山動物園を抜き、さらに翌年には上野動物園をも抜き去って、名実ともに日本一の入園者数を記録することになります。

旭川市は決して大都市とはいえず、さらにパンダやコアラのような「単体で集客力のある動物」を飼育していないことからも、その入場者数の多さがいかに驚異的かということがうかがい知れます。

アライグマは2012年に完成した北海道産動物舎というエリアの小獣舎で飼育されており、手先が器用で立体的な活動をみせています。

運動能力の高さや木登りの巧みさなど、アライグマのもつ能力を存分に鑑賞できる動物園と言えるでしょう。

東武動物公園

東武動物公園は、埼玉県の南埼玉郡宮代町と白岡市にまたがる総合レジャー施設です。

動物園のほかにも遊園地やプールを併設しており、大規模なアミューズメントパークと言えるでしょう。

動物園の開園時に、上野動物園の名物飼育係を園長に据え、開園時には最寄り駅を杉戸から東武動物公園駅に改名するなど、大々的なプロジェクトのテーマパークとして評価されています。

動物園は施設西側に集中しており、東側の遊園地からロープウェイで移動が可能。

現在も動物園のシンボル的存在であるホワイトタイガーを飼育しています。

アライグマもこちらの動物園舎で飼育されており、画像では三頭が確認できます。

福知山市動物園

京都府福知山市の三段池公園内にある動物園。近畿北部エリアにある動物園では唯一地方動物園として有名です。

こちらの動物園ではイノシシの子どもの背中にニホンザルが乗る光景がみられ、テレビ番組でも大々的に取り上げられました。

決して大きな動物園ではありませんが、カンガルーやフンボルトペンギン、フラミンゴやワオキツネザルなど、バラエティーに富んだ展示を行っています。

アライグマも同園内で飼育されていますが、レッサーパンダが前面に押し出されている影にかくれ、存在感は希薄です。

その分、ゆったりと観賞できる動物園といえるかもしれません。

井の頭自然文化園

東京都武蔵野市、有名な井の頭公園の一角にある都立の動物園です。

アジアゾウのはな子が飼育されていたことでも有名で、井の頭公園という市民の憩いの場とともに、地域密着型の動物園であるといえるでしょう。

この動物園の特徴として、動物と直接触れ合えたり、かなり近い距離で観察することが出来るという点が挙げられます。

井の頭学校の移転後、その跡地に大型の動物園を建設する構想があり、当社は上野動物園クラスの規模を目指していましたが、当時がまだ戦時中だったこともあって、最終的に「自然生態観察園」という趣旨になったことが、現在の「ふれあい」や「近くで見る」という動物園の特徴を決める結果となったようです。

アライグマも複数飼育されており、間近で見られることから一部の動物写真マニアのお気に入りスポットとなっているようです。

実際、ウェブ上にアップロードされているアライグマの写真も、この井の頭文化園のものが多数確認できます。

平塚総合公園のふれあい動物園

神奈川県平塚市にある小さな総合公園内にある動物園です。

この動物園の特徴は、敷居がとても低いことです。

動物の展示コーナーも、ふれあいコーナーもすべて無料。さらに駐車場までもが無料となっています。ポニーの乗馬ですら一回100円といいますからなんとも良心的です。

園内にはアヒルやニワトリ、ブタやヒツジがウロウロしており、なんとも穏やかな雰囲気です。

アライグマはさすがに檻のなかですが、それでもゆっくりと観賞することができそうです。お散歩がてら訪れてみるのも良いでしょう。

その他のアライグマの記事はこちら → 行政のアライグマ対策

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